1都1府4県から、小学4年生~6年生の52名から作品を応募していただきました。
入賞の方には賞状と副賞(図書カード)、参加されたみなさんには参加賞を送らせていただきます。
全国各地から、たくさんの素敵な作品を応募していただき本当にありがとうございました!
運営事務局より
昨年の大会は県内のみならず東京や兵庫からも応募があり29名(大仙市23名,秋田市1名,横手市1名,東京都3名,兵庫県1名)から31作品の応募がありました.イベントごとは始めることより継続していくことの方が大変で,果たして今年はどうなるか心配しておりましたが,宮城,東京,千葉,神奈川,大阪からも応募があり,52名(大仙市23名,秋田市2名,横手市1名,宮城県1名,東京都1名,千葉県1名,神奈川県22名,大阪府1名)から55作品の応募がありました.応募数も増えて全体に作品のレベルが上がったと感じます.
具体的な作品を例に挙げて大会を振り返りたいと思いますが,その前に,ちょっとだけ教育界のお話をしたいと思います.平成29年に学習指導要領が改訂されて,小学校でのプログラミング教育が必修化されたという大きな変化があったのですが変化はそれだけでなく,学校では新たに「思考力・判断力・表現力等」を育成することが求められるようになりました.そのような中,今年の作品をみて,一番,強く感じたのは表現力の高い作品が多かったということです.この大会に参加することで,子どもたちの表現力が向上したのではないかと感じていて,子どもたちの学習に大きな意味があるイベントとなっていると感じました.例えば,第4号「カラフルスターマイン」という作品は最初にローマ字で「HANABI」の文字が花火の火花となって飛び出します.こういう表現を他でみたことはありませんか?私がパッと頭に浮かんできたのは,漫画で効果音を表現する演出でした.他で使われている表現の方法をバーチャル花火に応用した形になっていて,非常におもしろい作品だと思いました.
もう1作品,技術的に面白いと感じた作品を紹介します.第8号「大会提供花火の始まりだ!!」ですが,この花火は,作り方がおもしろいです.スプライトにいくつかのコスチュームを用意しておいて,コスチュームや大きさを,乱数を使っていろいろ変えながら,クローンを作っていく形で花火を表現しています.いろいろなプログラミングの技術を用いてきれいな花火を作っていて,とてもおもしろい作品でした.
参加してくださった皆さん,よい作品を作ってくれて,ありがとうございました.ぜひ,来年もさらにレベルの高い作品を作ってください.また今年参加できなかった皆さんも来年はぜひ作品を作って参加していただきたいと思います.
海の中にいる生き物を花火で表現しました。 実際に海の中で花火は見たことがないのでこの作品を作りました。
コスチュームのグラデーションで光を表現するための工夫を頑張りました。
最後のババババっていうのは星花火のおまけです。
ステージ(背景)の色の変化にご注目ください。
丸くなっているいきなり出て来る花火のプログララムや色づかいに工夫しました。
周りに出て来る火花をどのタイミングに出すか気を付けました。
「コロナ終息祈願花火」秋田県大仙市立神岡小学校5年 佐藤 羽純さん
「夢花火」秋田県大仙市立豊成小学校5年 中村 有杜さん
「大会提供花火の始まりだ!!」秋田県秋田市立戸島小学校4年 藤田 琳太郎さん